ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)として、委員会の下で複数のプロジェクトがシナジー効果の追求に取り組んでいるが、15年度下期には具体的な取り組みがスタートする見通しだ。
「PBや留め型商品の共有は取引先との商談や仕組みの見直しが必要で、下期に具体的な動きが出てくる。シナジー効果は予想以上に早く発揮できそうだ。事業会社のトップが他社の株主総会に出席しているが、現場段階では活発な交流が行われている。仕組みの変更が必要でない棚割の見直しなどは、積極的に情報を交換している。3月の持ち株会社設立時に、合同セールを実施したが、引き続き、四半期ごとに実施していく」(上田社長)
日刊流通ジャーナル2015年5月28日号より抜粋