
ホールフーズマーケット(Whole Foods Market)は来年早々、これまでのフォーマットに比べて価格競争力を強化した新フォーマットをデビューさせる。新フォーマットは、ナチュラル、オーガニックフーズを中心として、これまでのクオリティーを維持しながらも、コンビニエンス性とEDLPを追求したものとなる。店名は「365 by Whole Foods Market」で、これまでの組織からスピンアウトさせる。
「365 by Whole Foods Market」ディビジョンの社長には、直前までUK(イギリス)リージョンを担当していたジェフ ターナス(Jeff Turnas)氏を起用する。ターナス社長は、ホールフーズで20年間勤務のベテランで、ノースアトランティック リージョンの社長や商品開発、オペレーションで主要部署を歴任している。
同社長は、「これまで37年間の当社歴史上でも重要な新しい変革への挑戦である。これまでWhole Foods Marketが提供してきたブランド価値を、さらに多くのお客さまに提供していく」と語る。「365 by Whole Foods Market」の詳細は今年9月初めにも正式発表される。
日刊流通ジャーナル2015年6月18日号より抜粋