マツモトキヨシホールディングス(松本清雄社長)は1日、オムニチャネル戦略の一環で、ドラッグストアで初めてとなるウェブでの店頭在庫・価格の確認などのサービスを開始した。
従来は実店舗、公式企業サイト、オンラインストアで独立にサービスを提供していたが、公式サイトをリニューアルし、様々なチャネルから一元的にアクセスできるようにした。
公式サイトは「マイページ」機能を新設し、ログインすると自分の過去の購入履歴やキャンペーンへの応募履歴、ポイントの情報などを閲覧できる。マイページ内の「マイストア」に、普段よく利用する店舗を登録すると、店舗に行かずに店頭商品の在庫状況・販売価格をリアルタイムで確認できる。
グループで取扱う約7万点の商品の最新情報の閲覧が可能で、マツモトキヨシの26店(東京都5店、千葉県18店、神奈川県3店)では、試験的に商品の取置き・取り寄せサービスを開始し、今後約1500の店舗へ広げる。
また、これまではチャネルごとに現金ポイントカードや通販サイトの会員ポイントを付与していたが、これらを統合し、どのチャネルでもポイントを使えるようにした。
日刊ドラッグストア2015年7月7日号より抜粋