丸久とマルミヤストアが7月1日付で経営統合し発足したリテールパートナーズ(田中康男社長)は22日、イズミとの資本業務提携を解消した。
丸久およびマルミヤストアはそれぞれ、イズミと資本業務提携していた。統合を機に相互に保有株式を売却し、提携を解消することとした。同日、リテールパートナーズはイズミが持つ179万9200株(発行済株式の6.35%)を21億1900万円で、イズミは丸久、マルミヤストアから37万2000株(0.52%)を21億6500万円で取得した。
なお提携解消後も、丸久とマルミヤストアはイズミとの物流の共同化など、関係を継続する。
熊本の完全子会社2社を合併
イズミ(山西泰明社長)は、グループ経営の効率化を目的に、9月1日付で完全子会社のゆめマート(熊本市東区)と広栄(同西区)を合併する。ゆめマートを存続会社とし、広栄は解散する。
ゆめマートは03年7月、ニコニコ堂の小型店23店を引き継いでスタートし、12年8月に熊本県内の西紅を子会社化した。SM19店を展開し、15年2月期の売上高は177億2300万円だった。
広栄は14年7月に子会社化した。SM4店を展開し、14年度の売上高は28億9300万円(8カ月決算)だった。
日刊流通ジャーナル2015年7月27日号より