全米最大のフードホールセラーで、自らSMも展開する「スーパーバリュー」(Supervalu)が、小型ディスカウントSMの「セイバーロット」(Save-A-Lot)の事業売却を検討している。
セイバーロットは現在、直営店が430店、ライセンスストアが900店の計1330店を展開している。
サム ダンカン(Sam Duncan)社長兼CEOは、「セイバーロットは成長の可能性が高いビジネスである。最近の2年半では、とくに青果、精肉をはじめとするフレッシュフーズの強化に取り組んでおり、MDを大胆に変革しつつある」と語る。
さらに同CEOは、「当社は、セイバーロット事業を切り離すことで、フードホールセラー、SMの両事業に経営資源を集中することができる」と続けている。
日刊流通ジャーナル2015年8月4日号より