南関東カンパニーのGMS 1都3県・63店で実施
イオンリテール(岡崎双一社長)の東京・千葉・神奈川・山梨エリアを担当する南関東カンパニーは2日、野菜相場の高騰を受け、放出セールを実施した。曜日セールの火曜市に合わせたもので、根菜やトマト、キャベツ、ブロッコリーなど約20品目を前週の相場の3割以上安く提供した。
1月の青果部門は、相場安が続いた11〜12月に比べ、売上そのものは堅調に推移した。ただ、相場高が買上点数に影響を及ぼす懸念もあるため、購入頻度が高い野菜を中心に低価格を打ち出し、需要の喚起を図った。
食品商品部農産グループの下川剛氏は、「西日本を中心とする1月下旬の大雪以降の相場高は、今後1〜2週間は続くと思われる。状況を見極め、追加的なセールも検討していく」という。
日刊流通ジャーナル2016年2月4日号より