海外エリアライセンスの1号事例
ローソン(玉塚元一社長)は2日、中国湖北省でのコンビニ事業について、現地法人の中百控股集団股份有限公司(中百集団)の子会社とエリアライセンス契約を締結した。
今春、湖北省・武漢市に1号店を開設し、年内に10店舗のオープンを予定する。その後も武漢市を中心に湖北省での店舗展開を進め、3年で200店、5年で500店体制を目指す。
武漢市は人口1000万人で、湖北省を含む中部地域の中核都市の1つだ。中百集団は、湖北省と重慶市にスーパーや百貨店など1065店舗を展開する。
ローソンは1996年に中国に進出し、2月末で652店(上海市461店、重慶市107店、大連市50店、北京市34店)を展開している。従来、海外事業は直接出資による展開だったが、エリアライセンス契約により地元の有力企業と提携し、出店ペースを加速していく方針だ。
日刊流通ジャーナル2016年2月4日号より