コープみらい(新井ちとせ理事長)は15日、東京都八王子市に売場面積585坪の高倉店を開設する。13年3月のコープみらい発足以来、初めての新店となる。旧店をリプレイスしたもので、売場面積を拡大し、600坪型のモデル店と位置づける。店舗2階には家電専門店のコジマ×ビックカメラが入る。
同店はJR中央線・豊田駅とJR八高線・北八王子駅の間に位置し、豊田駅には約1㎞、北八王子駅には500mの距離にある。商圏は2㎞内の約11万人と設定し、初年度は年商18億5000万円を見込む。
改装店の取り組みを発展させ、青果ではミニトマトバイキングに加え、季節の野菜バイキングを展開する。鮮魚は魚屋の寿司・惣菜といった取り組みのほか、築地市場で仕入れた魚を店内加工で干物にするコーナーを導入する。
ベーカリーは、釜焼きピッツァやレトロフランス、手づくりサンドイッチなど、手間のかかる本格志向の商品を拡充する。ベーカリー売場にはイートインスペースを隣接させ、コーヒーなどを販売する。
設備面では照明のLED化や扉付き冷凍ケースといった従来の取り組みに加え、CO2による自然冷媒のショーケースを初めて導入する。
<店舗概要>▽所在地=東京都八王子市高倉町49-3▽敷地面積=4860㎡▽売場面積=1934㎡▽駐車台数=200台▽駐輪台数120台▽年間休日=1日▽営業時間=午前9時~午後10時45分▽従業員数=社員21名、パート・アルバイト160名▽店長=渡邊康平
日刊流通ジャーナル2016年3月11日号より