オークワ(神吉康成社長)は前期、主力業態のスーパーセンターを3店新設したが、今期もスーパーセンター4店を新設する。このうち岐阜県内への出店は前期2店、今期3店となっており、今期末の岐阜県内店舗はスーパーセンターが14店となる。来年2月には、岐阜県安八郡安八町に新たな食品加工工場を稼働させる。2013年10月に愛知県春日井市に稼働させた食品を加工、保管、配送する「東海食品センター」と併せ、東海地区のインフラ整備を進める。
福住哲也常務は、「和歌山県を中心とする当社の主力商勢圏の人口は430万人だが、新たな商勢圏としている愛知県、岐阜県の人口は合わせて1000万人規模となる。しかも愛知県は人口が伸びている。また岐阜県は愛知県に比べ地価が半分程度で、名古屋市のベットタウンとなっている。こうした理由もあり今後の出店は当面、愛知、岐阜2県を中心に推進する」と説明する。
日刊流通ジャーナル2016年4月14日号より抜粋