
全米ダラーストア大手2社の2017年第1四半期決算は、積極的な出店の継続で増収となったものの、経費率が悪化し減益となった。最大のダラーゼネラル(Dollar General)は人件費や仕入コストが上昇した。店舗数で№1のダラーツリー(Dollar Tree)はファミリーダラー(Family Dollar)の買収にともない、連邦取引委員会(FTC)の要請による店舗売却にかかわる一過性の費用が発生した。新設はダラーゼネラルが293店、ダラーツリーが164店と、両社とも出店ペースを加速している。
日刊ドラッグストア2017年6月20日号より抜粋