
平和堂(平松正嗣社長)は食品強化が軌道に乗り、衣料品・住関連のマイナスを吸収し14年度から3期連続、既存店が前年をクリアしている。SMのフレンドマート、GMSの食品売場とも定期的に部分改装、大型改装を実施するほか、新しい売場づくりやカテゴリーを水平展開することで、ディスカウントの相次ぐ進出で環境が厳しい中、全社的に底上げが図られた。引き続き、改装によって生鮮・惣菜の強化で魅力ある店づくりに取り組むと同時に、二極化への対応でEDLCを前提としたEDLPを追求する。
日刊流通ジャーナル2017年6月23日号より抜粋