
2016年度決算(2017年2~4月期)で、上場している13社の調剤薬局事業の業績をみると、増収となったのはドラッグストア2社と、調剤チェーンでM&Aを含めて100店以上純増した2社だった。2016年4月の調剤報酬・薬価改定で、各種技術料の取得店舗割合、処方箋単価ともダウンしており、4社は処方箋枚数の増加でカバーした。ドラッグストア以外は調剤部門の売上構成比がダウンしており、多角化が進んでいることがうかがえる。一方、ドラッグストアは調剤市場でシェアを拡大している。
日刊ドラッグストア2017年6月30日号より抜粋