
サミット(竹野浩樹社長)は新MDによる商品開発が加速している。従来の部門による縦割の意識が解消され、素材を切り口に売場全体を組み立てる動きに変わりつつある。今年度、「大惣菜プロジェクト」がスタートし、生鮮、惣菜のバイヤーが共同で産地を訪問している。プロジェクトによって惣菜、ベーカリーに加え、生鮮部門が加工するサラダ、焼魚・煮魚、ミートデリで売上構成比25%を目指す。また即食ニーズの高まりで、商品開発に連動しSMとしてのイートインコーナーのあり方を追求している。
日刊流通ジャーナル2017年7月26日号より抜粋