
薬王堂(西郷辰弘社長)は、荒利益率をコントロールする精度を高めることで、収益をともなった規模の拡大を目指している。日用雑貨を中心としたホームケアと食品等のコンビニエンスケアの売価を戦略的に強化しながら、月間販促の期間延長によるESLP化とチラシ掲載商品の管理の徹底によって、荒利益率の安定化につなげる。同時に、自動発注システムやセミセルフレジの導入など、ローコスト運営を追求する。また人手不足の対応で、陳列作業をアウトソーシングする実験を進めている。
日刊ドラッグストア2017年7月26日号より抜粋