
マルエツ(上田真社長)は人手不足が慢性化している状況にあって、セミセルフレジの導入、自動発注などによって作業を軽減すると同時に、教育の充実などでマンパワーを強化していく。簡便・即食ニーズが高まっている中、大型店を中心に生鮮素材を加工し、ミートデリカ・フィッシュデリカを展開している。こうした商品開発で、食品売上に占める生鮮・デリカの構成比55%の目標を掲げる。またデリカの作業の効率化でAIを活用し、複数アイテムを同時に製造できる機器などの開発を検討している。
日刊流通ジャーナル2017年7月31日号より抜粋