
少子高齢化や人口減少で加工食品の売上が厳しいが、2011年の東日本大震災を機に、ファミリーメニュー用食材のマイナス幅が大きくなっているという。個食や簡便ニーズの高まりだけではなく、食卓事情の変化でメニューのあり方が変わっていることが指摘される。ある調味料メーカーは、セグメントをより細分化した製品開発に取り組んでいる。SMの店頭でも即食系の商品だけではなく、より簡単に手作りできるメニューや時間に余裕がある時の本格的な手づくりの提案など、様々な対応が求められる。
日刊流通ジャーナル2017年9月11日号より抜粋