
全米ダラーストア2強の一角を占めるダラーゼネラル(Dollar General)の2017年上期決算(8月4日締)は、積極的な出店と既存店が堅調に推移したことで増収となった。だが荒利益率の低い食料品などをはじめとする消耗品の売上構成比が増加したことで荒利益率が全体として低下し、人件費の上昇により経費率も悪化したことで減益となった。ライバルのダラーツリー(Dollar Tree)が荒利益率、経費率共に良化して増収増益となったことと対照的となっている。
日刊流通ジャーナル2017年9月12日号より抜粋