
オークワ(神吉康成社長)は13年からの3カ年の第1次中期計画で、不採算店の閉鎖をはじめ負の遺産の整理に取り組んだ。同時に、東海エリアのインフラ整備を終え、16年度からの第2次中期経営計画で成長戦略を推進している。また人手不足が深刻な状況にあって社員、パートの賃金体系を再構築したほか、エリア社員、シニア社員、再雇用などの新人事制度を導入した。「地域一番店を志向するうえで、顧客満足と同時に従業員満足を高めなければならない」(大桑弘嗣常務人事総務本部長)としている。
日刊流通ジャーナル2017年9月28日号より抜粋