
主要ドラッグストアの2017年8月度実績は、東日本と西日本で明暗が分かれた。東日本(中部・北陸以東)は長雨、低気温で客数に影響が出た。OTC医薬品で殺虫剤や虫さされ薬、ビューティケアで制汗剤、日焼け止め、食品で飲料やビール類など、各カテゴリーで夏物商材が苦戦したものの、通年商品の販促強化、調剤、インバウンド需要の取り込みなどでカバーした。一方、西日本は晴天が続いたことで盛夏商材の動きがよく、総じて好調だった。調剤は前年の改定に対応し、技術料の取得店舗数が増加している。
日刊ドラッグストア2017年10月2日号より抜粋