
上場しているドラッグストアの18年2月期、3月期第1四半期決算は、8社中7社が増収増益で、このうち4社が2ケタ増益だった。17年度は増収増益が4社にとどまったが、今期は販管費比率の悪化を荒利益率の改善でカバーしている。天候不順で季節商材が総じて低調だったものの、高機能型商品の動きがよかったほか、ビューティケアの強化や、積極的に調剤を展開するチェーンは報酬・薬価改定への対応が進んだ。一方、販管費は新店の一時経費のほか、物流費や人件費の上昇が続いている。
日刊ドラッグストア2017年10月3日号より抜粋