
調剤薬局チェーンの18年2-4月期第1四半期決算は、上場している全6社が増収2ケタ以上の経常増益となった。中核の調剤部門で16年4月の調剤報酬・薬価改定への対応が進み、各種技術料の算定店舗割合が増加した。C型肝炎治療薬の需要減の影響が残っているものの、総じて売上がアップした。合わせて荒利益率、販管費比率とも改善しており、全社で営業利益率、経常利益率がアップした。18年4月の調剤報酬・薬価改定を見据え、店舗、薬剤師のレベルアップ、機能づくりに取り組む。
日刊ドラッグストア2017年10月11日号より抜粋