
欧米最大のドラッグストアで、かつ欧州最大の医薬品専門卸であるウォルグリーン ブーツ アライアンス(Walgreens Boots Alliance、WBA)の2017年度決算(2016.9~2017.8)は、大型買収による2期連続の2桁増収を経て当期の売上高は微増に止まった。一方利益面では、経費率が改善されたが、荒利益率が低下したことなどで減益となった。セグメント別では、リテイルファーマシーUSA(Walgreens、Duane Reade)、同インターナショナル(Bootsなど)が減益と苦戦した。ファーマシューティカル ホールセールは減収ながらも増益だった。
日刊ドラッグストア2017年11月2日号より抜粋