
アルフレッサホールディングス(久保泰三社長)は医療を取り巻く環境の変化を見据え、主力の医療用医薬品卸で営業機能改革に取り組んでいる。グループ横断のプロジェクトを立ち上げ、人員配置を最適化して既存の病院や調剤薬局にとどまらず、提案先を介護施設や在宅サービスへ広げる。また、調剤薬局の健康サポート薬局化に向け、セルフメディケーション卸との連携を強化する。「地域包括ケアの取り組みは緩やかだが着実に進んでいる。その中で卸のポジショニングを確立していく」(久保社長)としている。
日刊ドラッグストア2017年11月9日号より抜粋