
三菱食品(森山透社長)は2020年度を最終とする中期経営計画で、成長分野に対応した機能の拡張および領域の拡大に取り組んでいる。デリカ、フードサービス、生協の宅配を成長分野と位置づけ、これに対応する営業部署を新設した。また人手不足やさまざまなコスト増でローコストオペレーションが迫られる中、発注精度の改善による滞留在庫や機会ロス・廃棄ロスの削減によって、流通全体の最適化を目指す。さらに、メーカーや同業の食品卸、異業種との協業で物流費の削減にも取り組んでいる。
日刊流通ジャーナル2017年11月10日号より抜粋