
いなげや(成瀬直人社長)は販促手法の見直しで、ハイ&ローからEDLPへの転換を進めている。人件費をはじめコストの上昇が続く中、鮮魚センターの拡大、デリカセンターの新設によって、インストア作業の低減を図る。これによって、EDLPのためのEDLCの土台をつくりあげる。成瀬社長は「生鮮は相場で動くのでハイ&ローが基本となるが、グローサリー、日用品はネットの普及によって、EDLPにならざるを得ない。その原資をつくるため、EDLCの準備を進めている」と語る。
日刊流通ジャーナル2017年11月14日号より抜粋