
メディカルシステムネットワーク(田尻稲雄社長)は、医薬品等ネットワーク事業の加盟件数拡大のペースが加速している。薬局の経営環境が厳しくなる中、医薬品供給と仕入価格の安定化に加え、卸との協業でサプライチェーンの効率化に踏み込んでいる。「経営者は価格交渉を含めた仕入業務の負担を軽減し、機能づくりに力を入れなければならない状況で、安定供給への理解が広がってきた」(田尻社長)。調剤薬局事業はかかりつけの機能づくりによって処方箋枚数を増加し、持続的な成長につなげる。
日刊ドラッグストア2017年11月17日号より抜粋