
ウォルマート ストアーズ(Walmart Stores)の2017年第3四半期決算累計(2~10月)は、既存店は堅調に推移したものの、価格訴求やeコマースへの投資拡大に加えハリケーンの影響などで荒利益率、経費率が悪化したことで増収減益となった。第3四半期におけるeコマースの売上はアメリカ国内で50%増と急成長している。オンライン グローサリー ピックアップサービスの導入店舗は第3四半期で200店増の1100店に達している。一方、ネイバーフッドマーケットは期中2店の増加に止まっており、店舗拡大のペースは大幅にスローダウンしている。
日刊流通ジャーナル2017年11月21日号より抜粋