
マツモトキヨシホールディングス(松本清雄社長)は、15年3月期から取り組んできた経営基盤の再構築が成果を挙げ、収益性が高まっている。顧客との接点を拡大しながら、CRM(顧客情報管理)を活用したデータ分析とマーケティングをレベルアップし、ライフスタイルの変化や商圏の狭小化など、個店ごとに最適なMDの構築につなげている。合わせて、KPI(重要業績評価指標)管理による経営の効率化を継続するによって、9月第2四半期の経常利益率は6.2%(0.7P増)となった。
日刊ドラッグストア2017年11月22日号より抜粋