
栃木県那須塩原市でSM3店と農産品の直売所1店を展開する塩原屋(笠間良一社長)は仕入れルートの開拓を最重点課題に掲げる。キャッシュ&キャリーからの調達によるNBの価格訴求、地元生産者からの高鮮度の農産品、東北を中心に浜からの直接仕入れによって、リージョナルチェーン、ディスカウントストアとの競争に鎬を削る。笠間社長はある時期に「同じ商品ならより安く、同じ売価ならより高品質という考えで仕入れを見直した」と語る。さらに、質の向上によって、大手とのすみ分けを図る考えだ。
日刊流通ジャーナル2017年12月6日号より抜粋