
マルエツ(上田真社長)はネットへの対抗で、デリカの対面売場の導入など、顧客との対話を充実させた店づくり、運営を実験・検証している。一定の売場面積・売上を確保することが前提となる。一方、人件費をはじめコスト増が避けられない中、LSPの段階的な導入を進めている。最終的に発注精度が壁になり、将来的にAIの導入を視野に入れている。上田社長は「単品管理などの事前インフラが必要になる」という。またHDとして、融和から融合の理念を掲げ、18年度から加速させる。
日刊流通ジャーナル2017年12月11日号より抜粋