
イオン(岡田元也社長)は新しい中期経営計画でSM、GMS、デジタルの3つの事業改革を推進する。立ち遅れているデジタルはマーケットプレイスを構築し、リアルとの融合によって、専業とのすみ分けを図る。「そのためにリアル店舗が圧倒的な存在になって、戦い勝つことが前提になる」(岡田社長)。SMはエリアごとにリージョナル化を図る。GMSは衣料品・住関連を専門会社化し、新しい形で総合の強みを発揮していく。これらの取り組みによって、2020年度に営業収益10兆円、営業利益3400億円の目標を掲げる。
日刊流通ジャーナル2017年12月14日号より抜粋