
東急ストア(須田清社長)は人材の確保が困難な中、労務構成の見直しに取り組んでいる。採用強化、新規採用のパートタイマーとのコミュニケーションの充実などで、退職率に歯止めをかけている。同時に、正社員が本来の業務を遂行するための教育の充実に着手した。17年度を最終とする中期経営計画は既存店が堅調に推移し、売上・利益とも目標を達成する見通しだ。次期中期計画では消費税率アップなど環境が厳しい中、安さを打ち出す一方、東急ストアらしい価値ある品揃えの充実に取り組む。
日刊流通ジャーナル2018年01月09日号より抜粋