
日本生活協同組合連合会(本田英一会長)は2020年ビジョンで、生協が地域社会に参加し存在意義を発揮していくために経営基盤と商品力の強化に取り組んでいる。併せて、地域を支える人材の確保・育成を重点課題に掲げる。17年度は12月までの段階で宅配・店舗事業とも堅調に推移している。宅配は組合員数の拡大、店舗は生鮮・惣菜の強化が寄与している状況だ。ベースとなるコープ商品も刷新の効果が現れており、18年度は環境配慮などエシカル消費に対応した商品開発を強化する。
日刊流通ジャーナル2018年01月24日号より抜粋