
チェーンストアの1月度の実績をみると、青果の相場高や低気温による鍋物など季節商材の動きに支えられた。関東の平野部でも積雪し客数に影響が現れたが、事前のまとめ買いで点数・単価がアップし、数値を押し上げた。コンビニエンスストアも同様の傾向がみられたが、北陸をはじめ、地域によっては物流が止まり、商品供給に支障をきたした。店舗、システムのインフラがあっても、不測の事態には機能を果たせないことを知らされた。いまだ青果の相場高が続いており、食生活への影響は大きい。
日刊流通ジャーナル2018年03月09日号より抜粋