
上場しているドラッグストアの18年5月期、6月期第2四半期連結決算は、6社中3社が増収増益だった。前第2四半期は全6社が増収増益で、そのうち5社は2ケタの増収増益だった。今期、既存店は堅調に推移する一方、荒利益率、販管費比率とも悪化している。業態を超えた競争の激化や夏の天候不順とともに、人手不足や社会保険の適用拡大、新店の一時経費の増加などが響いた。下期以降、価格政策の強化による売上拡大やHBC強化などを柱に、成長基盤の再構築に取り組むチェーンが多い。
日刊ドラッグストア2018年03月22日号より抜粋