
チェーンストアの2月度の販売実績をみると、悪天候で客足が鈍ったものの、青果の相場高や鍋物をはじめ冬物商材が動き、売上は堅調に推移した。一方、低気温で春物商材が動かず、衣料品・住関連は苦戦を強いられた。2月期決算の企業は当月までの第4四半期が概ね、好調に推移し、業績の底上げに寄与したことが伝えられる。3月は一転して、高気温で推移し、全国的に桜の開花が早まった。天候の変化にフレキシブルに対応した商品投入、売場づくりを行ううえでも、人の確保が課題となる。
日刊流通ジャーナル2018年04月13日号より抜粋