
イオン(岡田元也社長)は2020年度を最終とする中期経営計画でIT・物流やデジタル分野へ投資配分をシフトすることで、事業構造改革を進める。立ち遅れていたEコマースの強化で米国ベンチャー企業のボックスド社に出資する。同社の物流ノウハウやビッグデータ分析のノウハウを修得し、ネット事業を軌道に乗せ、マーケットプレイスの開設につなげる。岡田社長は「既存ビジネスの建て直しが実ってきたので、新しい小売のあり方の追求と同時に、テクノロジーが活用できるようになった」と語る。
日刊流通ジャーナル2018年04月16日号より抜粋