
キリン堂ホールディングス(寺西豊彦社長)は、既存店の強化による収益力向上に取り組んでいる。既存店は積極的な改装で、食品や日用雑貨など高頻度商品を拡充している。さらに、自動発注システムや新型のPOSレジを導入して店内作業を軽減し、合理化した人時をHBC各カテゴリーの推奨販売に充当することで荒利益率をアップしていく。「既存店の競争力が高まれば、収益力が強化され、新店のコストを吸収して成長につながる。20年2月期までは成長の土台づくりに取り組む」(寺西社長)としている。
日刊ドラッグストア2018年04月27日号より抜粋