
いなげや(成瀬直人社長)は今期からの中期2カ年計画で、「商品経営の実践」に取り組む。プロセスセンターを中心にインフラを整備し、店舗作業の軽減で売場づくり、接客の強化を図る。スライド棚など省力化のための什器や自動発注システムの導入を含め、年間30店程度の改造を実施し、売上の底上げを図る。商品面ではコアカテゴリーの改廃やPBの開発強化によって、ポイントやチラシに頼らない商いを確立する。また、グループのドラッグストアを融合した新フォーマットの開発に取り組んでいる。
日刊流通ジャーナル2018年05月10日号より抜粋