
日本調剤(三津原博社長)は、急速に進む高齢社会での医療の高度化を見据え、調剤事業は全店のかかりつけ薬局化に取り組む。18年3月期までの3カ年は1店あたりの売上を重視しながら、教育の充実、機能づくりなどによって既存店の基盤強化を進めた。「調剤薬局業界は、これまでのように出店すれば売上がついてくる環境ではなくなった。このような環境に対応できる基盤を構築してきた」(三津原社長)。今後の環境の激変を見据え、30年に1兆円企業を目指す長期ビジョンを策定した。
日刊ドラッグストア2018年05月21日号より抜粋