
全米主要百貨店の2018年第1四半期決算は、既存店が概ね堅調に推移したことや経費率の改善などにより収益性が向上した。メーシーズ(Macy's)は、既存店が好調だったことや荒利益率、経費率の改善で増収増益だった。ノードストローム(Nordstrom)は既存店は微増だったが、積極的な出店やデジタル売上が好調だったことで増収増益となっている。J.C.ペニー(J.C.Penney)は前期、140店を超える不採算店舗を閉鎖したことで減収となったが、営業黒字に転換した。ディラード(Dillard's)も増収増益と堅調だ。
日刊流通ジャーナル2018年05月30日号より抜粋