
いなげや(成瀬直人社長)は、惣菜を柱とした生鮮強化型SMの進化に取り組んでいる。5月26日にオープンした練馬関町店(東京都練馬区)は、生鮮3部門それぞれで仕入れた素材を使用した惣菜を一体的に展開したほか、健康訴求型商品を青果売場に集合陳列するなど、これまでの新店や改装で蓄積したノウハウを集大成した。「生鮮と惣菜の売上構成比は現状50%弱で、早期に60%にしたい。将来的に70%になると競争力のある店になる。生鮮惣菜は重要なコンテンツになる」(成瀬社長)としている。
日刊流通ジャーナル2018年06月20日号より抜粋