
イオン(岡田元也社長)はデジタルシフトで、インフラ整備を含め新規事業への投資を加速すると同時に、GMS、SMのコア事業の改革を進めている。5月第1四半期決算は経常段階で過去最高益を更新したが、GMS事業は営業赤字となった。主力のイオンリテールは損益が改善されているものの、トップラインの確保が課題となっている。SM事業は天候不順の影響などで微減収となったが、構造改革の成果で収益の改善が図られた。また今年度、黒字化を予定しているダイエーは損益が悪化した。
日刊流通ジャーナル2018年07月09日号より抜粋