
関西スーパーマーケット(福谷耕治社長)は生鮮品の調達で、安全・安心、おいしさを基本に産地開発を進めている。農産で流通経路を短縮し、高鮮度のものを提供する「すきとく市」、「スマイルファーム」のほか、水産で無投薬で徹底した養殖管理の愛媛県産「愛海鯛」(あいみだい)、畜産で「720牧場グループ牛」などが、定着している。こうした商品を素材として提供するだけでなく、顧客目線で惣菜に商品化する。本格的に生鮮素材を調理加工する店舗の生鮮・惣菜の構成比は50%を超えはじめた。
日刊流通ジャーナル2018年07月26日号より抜粋