
アインホールディングス(大谷喜一社長)は18年4月期、リテール事業(ドラッグストア)が黒字転換した。首都圏での認知度がアップしたことで既存店が好調だったことに加え、荒利益率、販管費比率とも大幅に改善した。22年4月期に売上高500億円、営業利益率7.0%を目指し、今期以降は首都圏を中心に出店ペースを加速していく。一方、ファーマシー事業(調剤薬局)は出店とM&Aによって積極的に事業規模を拡大することで、2年に1度の調剤報酬・薬価改定の影響を吸収し、持続的な成長につなげる。
日刊ドラッグストア2018年08月10日号より抜粋