
全米第2位のDrug.Sで、調剤薬運営管理(PBM)の最大手でもあるCVSヘルス(CVS Health)の2018年上期決算は、2015年8月に総額127億ドルで買収した慢性疾患などに対応するスペシャリティ ファーマシー ビジネスを展開するオムニケア(Omnicare)に関するのれん代減損消却費を第2四半期に39億2100万ドル計上したことにより、増収ながらも営業大幅減益となり、最終利益が赤字に転落した。なお同社は、全米有数の健康管理保険会社エトナ(Aetna)を総額690億ドルで買収することで合意しており、第3四半期ないし第4四半期までに関係諸機関の承認を得て買収を完了させる予定だ。
日刊ドラッグストア2018年08月22日号より抜粋