
全米主要百貨店の2018年上期決算(8月4日締)は、メーシーズ、ノードストローム、ディラードが共に既存店が堅調に推移し、荒利益率、経費率も改善されたことで増収増益となった。ただしJ.C.ペニーは、既存店は回復傾向にあるものの荒利益率が低下したことなどで減収となり赤字に転落した。ノードストロームは、フルプライス業態は減収となったが、オフプライス業態が善戦し、デジタル売上も好調で全体として増収となった。メーシーズ、J.C.ペニーがそれぞれ展開している化粧品専門店は共に好調だ。
日刊流通ジャーナル2018年08月28日号より抜粋