
協同組合セルコチェーン(佐伯行彦理事長)はIT化の進展に対応し、グループを越えて、中堅SMが連携した共通のプラットフォームの構築を目指す。アマゾンへの対抗で大手流通チェーンがデジタル化を推進しているが、中堅チェーンが所属する既存の共同仕入機構等の枠にとらわれず、共通のインフラを構築することで、独自のサイトを開設し、リアルとバーチャルのバランスを図る。佐伯理事長は、「いまは大きな変化の端境期にあるが、中堅チェーンにとって、大逆転のチャンスにもなり得る」と語る。
日刊流通ジャーナル2018年08月29日号より抜粋