
静岡県中部にSM12店を展開する田子重(焼津市、曽根誠司社長)は人手不足への対応で子供がいる主婦を対象に社内託児所を設けたほか、ベトナムから海外研修生を受け入れている。新卒社員も従来は県内にとどまっていたが、九州地区にも募集をかけている。また生産性の向上で作業の改善・標準化と同時に、教育を徹底させている状況だ。ドラッグストアの価格攻勢など、競争が厳しいが、「SMとして、お客さまから商品の価値を認めていただけることが重要である」(曽根社長)という。
日刊流通ジャーナル2019年01月24日号より抜粋