2015/05/24
サミット(田尻一社長)は即食型商品を強化したMDが顧客に受け入れられていることを確認している。3月下旬にオープンした東中野店(東京都中野区、675坪)は最新のMDを集大成し、予算比2割増で好調に推移している。全社的にパートの確保が困難な状況にあるが、惣菜化した付加価値商材の支持が高く、作業にメリハリをつけ、現状の人件費比率とMDを維持していく方針だ。田尻社長は、「いまのSMは価格、品質、MDのいずれかで特徴を打ち出さなければ生き残っていけない」ことを指摘している。
2015/05/21
いなげや(成瀬直人社長)は、前々期から取り組んでいる「惣菜を柱に生鮮を強化した改装」が効果を上げ、既存店が好調に推移している。前々期、前期共に50店を超える改装を実施したが、今期も60店の改装を計画している。「基本的に2年半でほぼ一巡する改装を考えており、来期以降も年間60店規模の改装を継続する」(成瀬社長)としている。
2015/05/18
ライフコーポレーション(岩崎高治社長)は、今期スタートした新3カ年計画において、全店で商圏1km内のシェア向上を追求する。同社の調査によると、各店の半径1km内に住む顧客の売上構成比は、平均で約80%にのぼる。ただ、同エリア内におけるライフの食品販売総額のシェアは10%にとどまるという。岩崎社長は、「この支出割合を1P高めることができれば、既存店の売上高は理論値として10%アップする」としている。
2015/05/17
田代社長、2015年度からの新3カ年計画を語る
2015/05/12
ヤオコー(川野澄人社長)は、新3カ年計画の最終年度である18年3月期に、売上高3400億円(15年3月期比10.6%増)、経常利益145億円(同8.2%増)を目標に掲げる。人材育成と生産性向上の両輪でミールソリューションの充実を進め、出店エリアは従来通り都心から20〜40km離れたエリアでドミナントを深耕する。川野社長は、「提案力や販売力だけでなく、商品の美味しさで選ばれなければならない。商品力の強化が最優先の課題だ」としている。
2015/05/10
関西スーパーマーケット(福谷耕治社長)は前期、既存店が低迷したことに加え、荒利益率、経費率が悪化したことで営業赤字となった。今期はこれを受け、生産段階にまで踏み込んで商品開発する「当社自慢の品」を強化すると共に、惣菜のバックヤードシステムの革新をめざして16店を改装するなど商品面での専門プロジェクトでの取り組みを強化する。
2015/04/29
炊飯ライン設置やサプライヤー集約で原価低減
2015/04/27
同じニチリウグループのイズミのシステムを活用
2015/04/22
1兆円体制に向けシステム基盤を構築
2015/04/21
イオングループのSM各社は、小型店フォーマットの構築に取り組んでいる。現状はグループ統一のフォーマットはなく、各社が標準化を目指しMDやサービス機能などを実験している。14年度、マックスバリュ西日本、マックスバリュ東海、マックスバリュ中部、マルナカが新タイプの小型店を開設した。15年度はマックスバリュ東北が小型SMにチャレンジする。人口減少や高齢化が進む中での成長戦略のひとつと位置づけている。